2013年5月11日土曜日

楢の木技研さんの格安USBサーモグラフィー自作キットを組み立ててみる

楢の木技研さんのUSBサーモグラフィーキットを組み立てました。

64ピクセルとは言え、サーモグラフィーカメラが価格も10,500~14,000円(サーモパイルアレイのグレードによる)と破格の安さですが、半田付けは必要だしケースに入っているわけでもないので、万人向けではありません。

それでもこの価格の工作キットでサーモグラフィーカメラ遊びが出来るのは魅力です。
別途USBカメラと、MiniBのUSBケーブルが必要になります。

今回購入した「並」グレードのキットです。

楢の木技研USBサーモグラフィーキット並


メインになるサーモパイルアレイ。

USBサーモグラフィーキットのサーモパイルアレイ


半田付けが終了すると、こんな感じ。

USBサーモグラフィーのハンダ付け終了


画像の合成に使用するUSBカメラは、680円の激安JUNKな小型カメラを別途購入。

格安だけあって箱の中には取説すら無くカメラ本体のみって!?
ドライバーは?

ソフマップで購入した格安300万画素ジャンクUSBカメラ

箱に300万画素というシールが後張りしてありますが、本体のレンズ筐体のメッキ部分に
 8.0 MEGA PIXEL
って!?

怪しく、作りもチープで不安になりつつも、PCに接続してみると、特にドライバーも要求されず使えるようになり一安心。(WINDOWS XP)

USBカメラと、USBサーモグラフィーキットをPCに接続して表示させてみると、ちゃんとマウントしないと駄目だ~と、カメラのマウントを作ってやる。

USBサーモグラフィーカメラキットマウントプレート USB infrared thermography Camera KIT Mount Plate

どうしてもサーモパイルと、USBカメラを同軸でマウントすることが出来ないためUSBカメラの上下方向がズレます。
多少のズレなら専用ソフトで位置合わせをすることも出来るのですが、メカ的な角度調整機構が必要だなと。

USBサーモグラフィーカメラキットの角度調整機構

焦点距離1mぐらいで、このぐらいUSBカメラを傾けないとサーモグラフィーの画像と位置が合いません。

画像位置のキャリブレーションをして、試しにプリント中の3Dプリンターを撮影。

USBサーモグラフィーカメラキットで3D Printer Thing-O-Maticを撮影

64画素と低画素なサーモグラフィーカメラキットですが、色々と遊べそうです (^○^)

0 件のコメント:

コメントを投稿