2024年11月24日日曜日

ELPA LEDデスクライトAS-LED009(W)のチラつき修理

ホームセンターの展示品中古で購入した ELPA LEDデスクライト AS-LED009(W) が白色点灯させると点灯から数十秒もするとチラツキが出たり止まったりするようになる

電球色の点灯時はチラつきは発生しないし、叩いたりしても症状が変わらないので白色点灯側の回路が怪しい?と分解してみる
BSL-1L 20190523

基板を見てみると、ライトに繋がっている配線が
 L+ (赤) ・・・ +電源 白、電球色共通
 L1-(黄) ・・・ - Q1に接続、白色
 L2-(黒) ・・・ - Q2に接続、電球色
パターンのレジストが熱で茶色に変色しているのが気になる

基板を裏返すとトランジスタQ1,Q2のあたりとダイオードD1のあたりが熱で変色している感じで、熱害を
 D1 > Q1 > Q2
の順でまき散らしている模様?

テスターやらで不具合の原因を調べると、Q1の出力が不安定でトランジスタが壊れかけているようだ?
試しに黄色と黒の配線を入れ替えると症状が入れ替わるのでランプ側は問題無く、トランジスタQ1が壊れかけていると見て間違いなさそう

トランジスタの型番を確認たところ、Y1と刻印されていて、調べたところSOT8050とかいうものらしい?
SOT8050 Y1
手持ちのテキトウな3本足の小型トランジスタにでも交換するかと調べたのだけれども、SOT8050はコレクタ電流が500mAとか700mAとかでチップ型なのに普通の小型トランジスタ(TO-92)でもあまり見ない大電流&高hfeで手持ちでは対応ができねぇわっ

JUNKのLED懐中電灯あたりを分解したら出てきそうな気がしなくもない?けれども使えるものを壊すのは本末転倒? 購入しようと調べるてみるも同等品は国内の通販では?でAliexpressでの購入が無難そう、TO-92パッケージのものならば秋月電子通商で購入可能、隙間はいっぱいあるのでTO-92パッケージのものに交換修理して、ついでに底板にくっついていた鉄板に接着して放熱対策してあげてもいいかもしれない? とかなんとか考えつつ、メンドクサクなり結局Aliexpressで同じトランジスタを入手
Y1 SOT8050

壊れていると思われるトランジスタのQ1を取っ払い新しいトランジスタに交換
やはりトランジスタの真下は変色あり

せめて両面基板にしてほぼ裏側全面銅箔になっていたらだいぶ違ったんだろうけど?とかなんとか思いつつ、熱対策としてトランジスタとダイオードの上にシリコンサーマルパッドを貼り付けて熱拡散を狙う

裏側も熱を拡散させる目的でアルミテープを貼り付け

修理と、不具合対策終了

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