前回の修理でとりあえず電源は入るようになったケド突然落ちる SHARP MURAMASA PC-MT2-S3 の電源コンデンサ温度を測りました。
当然ながら参考にする場合は、自己責任です。オイラは何が起こっても知りません。修理中・修理後にちょっとした事で、ショートを起こして燃えたりする事もあるので危険性も高いです。
症状は似ていても不具合の原因は同じとは限らないので、あくまでも私の個体の例です。
電源回路のICからウィスカ除去する事で電源は入るようになったものの、使用中に突然電源が落ちてしまう症状は変わらず、まともに使える状態ではありません。
というけで、暇を見ながらいろいろと試していると、CPUや、GPUの通常考えられる発熱物は全く熱くないのに、常識的な設計の出来るようなメーカーの製品ならば触れないほどの超大発熱なんて事はあり得ない場所が、触れないぐらい熱くなっている事に気がつきました。
MURAMASAの電源が勝手に落ちる寸前の温度を赤外線非接触温度計で測ってみると67度!?
これは電源回路のコンデンサ温度で、少しずれると温度が下がるのでコンデンサ自体の温度がここまで上昇しているようです。更に、伝熱の感じではフレームに隠れている部分も同じかそれ以上に熱いので、この部分のコンデンサ以外も発熱源になっているのかもしれません。
チップセラコンが、単体で67度以上に発熱するってあり得ない・・・。
ってか、ただの設計不良。
今まで、このMURAMASAは本体がかなり熱くなっている状態でも内蔵のファンは滅多に回らないので
ファンが壊れている?
か、
ONする温度の設定が、かなり高温寄り
で、CPUが熱暴走して落ちているという可能性も考えていたのですが・・・。
一度メーカーの有償修理で治っているハズなのに半年で再発って、ただ単に電源周りの設計不良。
主な発熱はCPUではなく電源回路周りなので、本体温度が上昇して明らかに熱いと感じる状態でもCPUは熱くなっていないので内蔵ファンは回るハズが無い!!
また、仮に内蔵ファンが回っても電源周りは冷却される構造ではないので、この部分は関係ありません。
通常セラコンがこんなに発熱するとは考えにくいので、有償修理したのに半年ぐらいで再発するなんて、根本的に設計欠陥。うちの個体だけではないようなので有償修理って、欠陥品有償修理って?また修理に出したところで、また万単位の高額請求されて、また遠くない未来にナンタラタイマーが起動するでしょう。
というわけで、この部分を集中的に冷却したりして使用を続けるのは根本的な解決にはなっていないので、そのうち火を噴いたりしかねない?
自分でコンデンサ交換するにも高温、高周波対応の大容量の表面実装コンデンサなんて部品の入手が難しいし、もし有ってもかなり高価で、同等品に交換し治せたとしても、根本的に設計に問題があるようで繰り返す可能性が高い欠陥品のようなので、製品欠陥をしらばっくれて有料で修理出したのに、それでも治らないんだもん。
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