長年使っているサンワのデジタルテスターCD-780Cが動かなくなりました。
小学生の時から使っているのですが、周囲の友人が初代ファミコン買ってもらっている時代に、ファミコンには全く関心が無くサンワのデジタルテスターを購入するという選択をしている時点で、何か間違っている小学生 (^_^;)
当時CD-780Cを選んだ理由は20Aまで計測可能な一番安価なデジタルテスターというのが最大のポイントでした。
久々に使おうとしたら電源が入らなかったので
電池切れ?
と、電池交換しようとテスターの蓋を開けたら、そこにはアルカリ電池の液漏れ跡が (T_T)
当然、電池を新品に交換してもテスターの電源は入らず・・・。
というわけで基盤側を見てみると、特にアルカリ電池の-極~カスタムIC周辺にかけて重傷です。
更にテスターの分解すると、ちょうど裏側の電源スイッチ横の水晶が腐食でショートしているのを発見。液晶の固定金具の穴が基盤を貫通しているので、そこからアルカリ性の腐食液が伝わったみたい?
水晶発振子を取り付けたままでは腐食やゴミを取るのが難しかったので、水晶発振子を取り外して基盤を綺麗にしました。電池から漏れたアルカリ成分のせいで水晶発振子のケースも腐食している気が?
中まで腐食が及んでいなければいいのですが・・・。
気になる箇所の汚れや、腐食したハンダをやりなおして、仮組で作動確認。
テスターは問題なく動いているようです。何も繋いでいないのに18.8mVと表示が出ていたり表示が0Vにならず振れますが、測定時に値が振れるわけでも無いし、私の用途では、このぐらいの精度でも困らないですし。
そもそも、20年以上校正に出さずに使っていたりするわけで・・・。
ケースを元に戻して終了です。
最近同テスターをメルカリで買いました。
返信削除そんなに古いテスターだったんですね。発売時期は何時だったのでしょうか?でも新同品でしたのでキレイです。
やはり私も20A測れるところが魅力で購入しました(^^;
テスターやリモコン類にはアルカリ電池はご法度ですね。
なので、今でもマンガン電池が売っているんですよ(^^)
ガッチャワンさんへ
返信削除正確な発売日は不明ですが、私が購入したのが小学生の時なので少なくとも30年以上前にはあったと思われます。