2016年9月9日金曜日

テクトロニクス デジタル・ストレージ・オシロスコープ TDS2012の電源落ち修理

Tektronix TDS2012というカラーデジタルオシロスコープが、使用中に本体に触ったり、電源線に触れると電源が瞬断し、リセットをかけたように再起動に入るという状態になる。
いろいろ試していると、電源ケーブルを差し込んでいる部分を動かすと電源が落ちるので、ソケットが動いてパターンでも切れたか?と基板の電源周りのはんだ付けをやり直したら悪化 orz

故障の状態を再確認。電源ケーブルを動かすと、電源プラグの差込口周辺からアーク音がして落ちる。電源ケーブルの断線か、接触不良かと、別のものに交換しても症状が変わらず。電源基板から、電源ソケットを無理やり外してみたら・・・。一部を破壊 (**;

すぐに原因が判明。端子をカシメてある部分がグラグラ。グラグラ。グラグラ。3端子ともペンチで軽く引っ張ったら取れるんじゃまいかというぐらいグラグラ。

カシメをしなおそうかと思ったものの、これ以上樹脂が割れたらめんどくさいので、ハンダで固定。


ソケット自体は、外すときにカシメ固定していた部分を壊してしまったので、接着剤で固定することにして、はんだ付けして元に戻す。

修理完了。

TDS2000Cシリーズは、この症状が出ているものがチラホラ有るような?気がしなくもなくもない?

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