LEDランタンとして販売している物を買うと結構な値段がするので、100均で買ってきたランタンを改造して、自作LEDランタンを作りました。
ベースの電池式ランタン仕様確認
改造の方針を決めるため電池式ランタンを分解して中身を確認します。
このランタンのスイッチは真ん中でOFFで、左右どちらに回してもランタンのスイッチがONします。
ランタンのスイッチツマミの裏はカム機構だけです
スイッチ本体は、こんな感じでした。
回す方向で動作を変えられるかと、ちょっと期待していたんですが・・・
ランタンの電池ボックス部
このランタンは単3電池を2本使うようになっています。そのまま白色LEDを繋いでランタンにするにはちょっと電圧不足なので何か考えないと・・・。
自作LEDランタン仕様検討
- 電池が2本なので昇圧回路が必要
- ランタン上面に反射鏡が無いので複数のLEDを放射状に配置
秋月電子さんで扱ってる
白色LED用チャージ・ポンプキット LTC3202
ならば入力電圧が、2.7V~4.5Vと広いし、直径3mmLED5個を始め一通りの部品が付属しているので良さそうです。
秋月電子の白色LED用チャージポンプ キット
秋月電子さんに行って部品を入手しました
このLEDチャージポンプキットの中身は
- 3mmの白色LED 5本
- 47Ω抵抗 5本
- 10kΩ抵抗 2本
- コンデンサも実装済みの LTC3202実装基盤
の各部品とデータシートです。
秋月電子白色LEDチャージポンプキットのデータシートよりコンデンサは基盤上にチップタイプの物が既にハンダ付けされているので、
配線するのは、LED、47Ω抵抗、10kΩ抵抗、電源だけです。
付属のデータシートより配線図
この回路図を見ると基盤上のD1、D0の端子を使うと
LEDの明るさを3段階に調整可能
なようですが、スイッチを増設するのはメンドクサイので今回は最高輝度で固定する事にします。自作チャージポンプ式LEDランタンの作成
白色LEDを束ねます。LEDから長い方の線のアノードをくっつけます。
粘土状の物に突き刺して束ねてハンダ付けすると楽です
白色LEDのカソードK側に47Ωの抵抗を配線してランタンに付いていた電球用の口金に固定しました。
ちなみに黄色い線が、チャージポンプ基盤のFB端子に繋がる電流安定化制御ループの帰還用の配線です
このままでは配線ショートの可能性があるので、ランタンの点灯確認が終わったら、ホットボンドで固定してトラブルを防ぎます。
自作チャージポンプ式LEDランタンの動作確認
一通り配線が終わったので、LEDランタンの動作確認します
元々のランタンに付いていた配線の色が全部赤だったのでややこしいですが電池を入れる前に間違いが無いか確認します。
問題なくLEDが点灯しました
以前実験したLED拡散キャップを被せ、ホットボンドで補強しました。
ホットボンドは蓄光タイプの物を使うとスイッチを切ってからもほのかに光るなんて事も出来るので好みによって使うといいかもしれません?
自作LEDランタン完成
LEDランタンの点灯状態の写真ですが、カメラの関係で綺麗に光っているように見えますが直視ではLEDの部分が点で見えます。
LED光拡散キャップを使えばもう少しランタンらしくなるかも?
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