2008年8月5日火曜日

電源の入らなくなったSHAPR MURAMASA PC-MT2-S3の修理を試みる

電源が入らなくなってハードディスクを抜いてほったらかしてあった
 SHARP MURAMASA PC-MT2-S3
の復活を試みました。

こいつは新品で購入してしばらくして有名な持病の電源が突然落ちるようになって、SHARPに修理出して
 コンデンサ交換
とやらで結構な金額だったのですが、それから半年しないうちにまた本体がかなり熱くなって電源が突然落ちる状態に戻り、最後にはBIOS画面にすら行かなくなったものです。

 根本的に設計欠陥みたいだかから、またSHARPに修理出しても、すぐに壊れそうなので新しいのを買った方がいいや

と、別のノートPCを買ったのですが、最近マイコンで遊ぼうとしたところWINDOWS XPじゃないと色々と不具合が有り、今更XP買いたくないので、MURAMASA PC-MT2-S3 の復活の方向出来ないかと???


当然ながら参考にする場合は、自己責任です。オイラは何が起こっても知りません。修理中・修理後にちょっとした事で、ショートを起こして燃えたりする事もあるので危険性も高いです。
症状は似ていても不具合の原因は同じとは限らないので、あくまでも私の確認した個体の例です。

MURAMASA PC-MT2-S3の不具合箇所の確認,、修理

まずは、ヒューズと、コンデンサを見てみました。
マザーボードを取り出して、ヒューズ4つが切れていない事を確認して、怪しそうなコンデンサをアナログテスターで簡易的に確認したのですが、特に問題なさそう?
いきなりですが、手詰まり?

電源が入らなくなってほったらかされる前は、負荷状態、温度、ソフト等関係なく電源が落ちていたので、電源周りが怪しい気がするので、電源周りのヒューズ、コンデンサ以外の場所に不具合が無いか見ていると、電源周りのICが怪しい感じ?

MURAMASA PC-MT2-S3基盤
MURAMASA PC-MT2-S3基盤ウィスカでショート

Pbフリーハンダのウィスカですか?これ
ウィスカのおかげで電源周りがショートしてる。でも、ここだけなのかが疑問。オイラは、鉛フリーハンダは、大嫌いです。

このICのショート以外は時に気になるところは無いので、ここだけ普通のハンダでハンダ付けをやり直して起動実験です。

PC-MT-S3ハンダ修正


久しぶりに、この起動画面見た。MURAMASA治ったかも?

PC-MT2-S3 BIOS画面


探したら20GBのハードディスクが出てきたので、リカバリーで再セットアップします。

PC-MT-S3リカバリー中


PC-MT2-S3が復活したと思ったのもつかの間
再セットアップ中にキー入力をすると反応しないキー、押したのと違うコードの出るキー、1つキー押すと押したキーと関係の無い3文字が出るキー、挙げ句の果て何かの拍子にpが連打・・・キーボードにも不具合が有りそうです。
キーボードを外せば連打が起こったりしないので、良品のキーボードに交換すれば治りそう?
オークションにMT2用キーボードが出てくるまで、キーボード外して、外付けのUSBキーボードでも繋いでしのぐしかないかなと

標準のキーボード外して3時間ぐらい使っていますが電源が落ちる事は起きていないので、今のところ大丈夫そうです。


2日ほど使用していたら、突然MURAMASAの電源が落ちました(T_T)
それからは、AC・バッテリーを一度外して電源再投入しても数分で落ちるようになってしまいました。

電源が入らなくなった原因はウィスカによるショートのせいのようですが、使用中に電源が急に落ちる原因は他にありそうです。


追記
持病の電源落ちの原因は、PC-MT2-S3本体内の電源回路の設計欠陥による異常発熱がかなり怪しいと思っています。
いわゆる「電源の熱暴走」

検索ログを見ていると
 「SHARP MURAMASA PC-MT2-S3 ファン動かない」
 「SHARP MURAMASA PC-MT2-S3 熱暴走」
という感じの検索が多いですが、
MURAMSA MT2の場合、本体が触れない程の異常な発熱の元は、CPUではなく、ホボ電源周り異常発熱です。なので、CPUファンは動く事はかなり希です。だってCPUは大した発熱していないんだもの、ファンは回りません。

根本的に本体の電源周りの設計欠陥なのでメーカーに修理を出してもしばらくすると再発します。
実験の結果、本体内電源周りのセラミックコンデンサーが一番熱く、MURAMASAが電源落ちする直前で67℃にまで異常発熱していました。

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