2016年9月14日水曜日

RATOCSYSYTEMS REX-USB60 (PL-2303) をWindows10のMS製ドライバーで騙しこむ

ちょっと新しい REX-USB60F は、WINDOWS10用のドライバーがあるようなのですが、古いREX-USB60 は、WINDOWS XPぐらいまでのドライバーしかなく無理やりWINDOWS7までは使えていたんだけど・・・。

PCに差し込むと案の定「不明なデバイス」

で、殻割りして中身を確認したところREX-USB60の実態はProlificのチップ(PL-2303)じゃん!!
RATOC REX-USB60 prolific PL-2303
というわけで、PL2303用のドライバーを設定してやることで使用可能なハズ。PL-2303はいろいろとピーでガーあって・・・、ドライバーもピーでガーの・・・、寅さんがブルブルしがちで突然使えなくなりあーたらこーたらするはめになりがちなので使いたくないです。

案の定、PL-2303のドライバー正規のドライバーを設定するとコード10のワーニング。ドライバーのバージョンがーーーとか、ドライバーの署名がーーーとかいう、沼パターン。
そこで、まいくろそふとトカ?いう、きおくがただしければ?ういんどうずてん!?とかなんとかいう、おぺれーてぃんぐしすてむを作っているとかなんとかいうウワサ?の、あるところの「ゆーえすびーしりあるでばいす」というどらいばーをいんすとーるしてやる。
マイクロソフト USBシリアルデバイス ドライバー PL-2303
これで2度とコード10なんて、ドライバーの署名絡み?のワーニングが出ることはないでしょう。おぺれーてぃんぐしすてむ自体を作っているところのドライバーだし。

ただしPL-2303はコピーICが多いらしく、その対策が悪さしたりナンタラカンタラで、ICの出どころによって?挙動が違うようで???
・まいくろそふとのゆーえすびーしりあるでばいすのどらいばーで通信できるものと出来ないものが有ったり。
・間違えなく正規品のICなのに正規のドライバーを入れるとワーニングで使えない。
・デバイスによって動くドライバーのバージョンが違う。
・Windows Updateかなんかの後、突然デバイスマネージャーの表示で「ドライバーエラーコード10」ワーニングが出るようになって使えなくなった。
・認識されたデバイス名に「PL2303HXA PHASED OUT SINCE 2012. PLEASE CONTACT YOUR SUPPLIER.」と表示されエラーもワーニングも出ないものの使えないとか・・・。

罠だらけで碌なことがないので、困った場合は
 PL2303 Windows10 ドライバー
あたりで調べてみると良さげ?


PL-2303は、ピーでガーしてして苦労して動くようにしても、ある日Windows UPDATEが終わり再起動したら「ドライバーエラーコード10」嫌がらせとか・・・。15年以上前からいい思い出が無さすぎ。

2016年9月11日日曜日

Windows10 Anniversary Update 以降、ドライバーエラー コード10で使えなくなったProlific PL-2303を騙しすかして動くようにする

PL2023というトラブルの多いチップを使ったUSBシリアルコンバーターがアニバーサリーアップデート以降使えなくなる。このチップはいい思い出がなく、できれば使いたくないのですが、安価なせいかいろんな機器で地味に使われていたり・・・。切りたくても切れない orz

数日前にWindows Updateを適用する前までは、ちょっと古いバージョンのドライバーでWindowsを騙しこみ使えていたのですが、旧OS用の公式ドライバーでは何をやっても
 コード10


エラーの中身を見ていたら64bitじゃなく32bitなら未だ騙せるのかもしれない?


PL2303HX等のProlific のUSBシリアルICはコピーチップが多いらしく公式ドライバーもあるバージョン以降はコピー品対策のチェックが入るトカで公式ドライバーはメンドクさいようだし、かといって出所のよくわからないドライバーを入れたりするのも怖いので、絶対に署名がどうのこうのいう戯言を言ったり、Windows10のセキュリティに引っかかって使えなくなるなどという事はないであろう、Microsoftとかいう確かWINDOWS10とか呼ばれるOSを作っていたような気がしなくもない超大会社のUSBシリアルデバイス用ドライバーを試してみる。

ま、署名を自作するとか、有志の自作ドライバー等々の回避方法があるようですが、他の方法で使えるようにしても何時勝手にOSがアップデートされて使えなくなるかわからんので、ダメ元で実験。こんな暴挙?誰もやらんw

ドライバーのインストール中に警告が出る。

こんな警告出すぐらいなら署名がないとかでコード10とかいうエラー出し、最近まで使えていたメーカー公式ドライバーを使えなくするなよ!!

エラー消滅(^〇^)


試しにシリアル通信のスケッチを書き込んだArduinoのD0,D1ポートに繋いでみたら通信できました。


追記
何度か抜き差ししていたら、使えなくなり・・・コード10。なぜか勝手に前に入れていたProlificのドライバーに戻されていた (T_T)
Prolificのドライバーは削除してから、マイクロソフトとかいうところのシリアルドライバーを指定してインストールしたほうが良さげ?

2016年9月9日金曜日

テクトロニクス デジタル・ストレージ・オシロスコープ TDS2012の電源落ち修理

Tektronix TDS2012というカラーデジタルオシロスコープが、使用中に本体に触ったり、電源線に触れると電源が瞬断し、リセットをかけたように再起動に入るという状態になる。
いろいろ試していると、電源ケーブルを差し込んでいる部分を動かすと電源が落ちるので、ソケットが動いてパターンでも切れたか?と基板の電源周りのはんだ付けをやり直したら悪化 orz

故障の状態を再確認。電源ケーブルを動かすと、電源プラグの差込口周辺からアーク音がして落ちる。電源ケーブルの断線か、接触不良かと、別のものに交換しても症状が変わらず。電源基板から、電源ソケットを無理やり外してみたら・・・。一部を破壊 (**;

すぐに原因が判明。端子をカシメてある部分がグラグラ。グラグラ。グラグラ。3端子ともペンチで軽く引っ張ったら取れるんじゃまいかというぐらいグラグラ。

カシメをしなおそうかと思ったものの、これ以上樹脂が割れたらめんどくさいので、ハンダで固定。


ソケット自体は、外すときにカシメ固定していた部分を壊してしまったので、接着剤で固定することにして、はんだ付けして元に戻す。

修理完了。

TDS2000Cシリーズは、この症状が出ているものがチラホラ有るような?気がしなくもなくもない?